【書評】おとなだから読んでほしい一冊! | 星の王子さま
なんといっても名作で有名な星の王子さまですが、この歳になるまで一度も読んだことがありませんでした。所詮子供向けの本であろうと思って読む気もなく過ごしてきたのですが、これを読んだ友人にいいから読んでみてとすすめられたのが読むきっかけとなりました。
こんなに心をうたれた本は初めてかもしれません。小説なのですが、絵本のようにすらすらと読むことができ、中には名言がたくさん。自分がおとなになってしまったのだなと、悲しい気持ちと、王子さまの純粋な心に胸をうたれました。
「だいじなことは目に見えないってことさ」という言葉は真髄をついているというか、目に見えるものしか大事にできなくなったおとなへチクリと響く言葉だなと思いました。
こどもから見たおとなの世界は、こんなにもさみしい世界なのかと思い、今いる自分の世界もさみしい世界なのかなと思ってしまいました。
回答者:20代 女性
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