【書評】自分の人生の終わりから今日を考えてみたい人にお勧めの本です。 | 臨終力
林望ことリンボウ先生が書いたこの本は、すべての人に必ず訪れる死とどう向き合うかというテーマをを扱った本です。他の作品同様ユーモアあふれる内容となっている本ですが、死というトピックを扱っているため、真剣さがうかがえます。
話の中で特に興味を持ったのは、アクシデントなどを避けるために林望氏が夫人とは必ず別の飛行機に乗るというエピソードや、意図的に危険が潜んでいる道を避けるというエピソードです。
日常には意外とたくさんの危険が潜んでいると気づかされました。人の死は必ずしもドラマチックなものだけではなく、日常の中で突然訪れるものなのだと思いました。また自分で避けることができる危険というものもこの世にはあるのだと思いました。
自分の人生を悔いなく生きるとは一体どういうことか、深く考えてみるきっかけとなりました。
回答者:30代 女性
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