【書評】ネガティブからポジティブへ感情の返還方法が分かること | 嫌われる勇気


アドラー心理学の解説本、という感じでした。哲人と青年の対話で話が進んでいくので、非常に読みやすいです。内容は誰もが一度は経験したことのあるであろう、ネガティブな感情になった時に、どのように気持ちを立て直すのかという事に焦点が当てられていました。

ネガティブな感情は全て自分が作り出した状況であり、今起こっている全ての状況を言葉を介して変換することで、ポジティブな感情に立て直す方法が指南されていると思いました。また、等身大なありのままの自分を受け入れる方法についても、書かれています。

仕事や人間関係で行き詰った時に、この本に出会い、何気なく読んでみましたが、感情の変換の方法が分かり少しずつ取り入れていくことで、状況が少しずつ好転していったので、読んでとてもよかったと思います。主人公の青年のようだった自分を脱出できるようで、自分のこれからに少し期待しています。

回答者:30代 女性


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