【書評】ワークライフバランスの第一人者が考える「仕事のベース」とは | 働く君に贈る25の言葉
新入社員の教育として何か良い教材は無いかと考え、この書籍を手にしました。
読み始めは「確かに自分も若かった頃は、こんな感じだったなぁ」と昔を懐かしんでいたのですが、読み進めていくうちに当時、社会人5年目だった私にも「仕事とは?」「家庭とは?」ということを考えさせられる内容でした。当時、結婚を考えていたパートナーもおり、「もし、この人が大病を患ったら、自分を犠牲にしてまで家族と仕事を両立することが出来るのか」と深く考えさせられました。
当たり前のように「業務の効率化」という言葉が使われ、それでも遅くまで働く自分に何処かで「仕方がない」と諦めていた部分がありました。しかし、この本を読む中で「覚悟をもって効率化する」ということは全く出来ていなかったと痛感しました。
現在も佐々木氏の効率化には遠く及びませんが、家族と過ごす時間の重要性を日々感じながら業務遂行しています。
回答者:30代 男性
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