【書評】様々な人生で生きて行く上で心がけて欲しい教訓になる本です。 | ラッシュライフ
ラッシュという単語は切り刻むという狂気の言葉であるのに対して、豊潤という対照的なポジティブな意味でもあります。
この小説では、複数の主人公がおり、狂気的な人生を生きている人、無職になっても懸命に生きている人、定職には付かずにドロボウで生活している人、不倫をしている人など、どんな状況であっても人生を諦めないという小説です。
私も社会人で会社に勤めていますが、毎日同じことの連続で精神的に少し病みだしてきたときにこの本と出会いました。どんな形でも人生を楽しんで生きようという気持ちになり、現実世界から投げ出さず逃げ出さずに1日1日を過ごしていこうと考えるようになりました。
この本では宗教にハマって殺人を犯してしまう人もいますが、それでも豊潤な人生を歩んできていると言っていいでしょうか。一度でも読む価値のある本です。
回答者:20代 男性
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