瞑想によって自分の力を引き出す

現在世界各国で取り上げられている瞑想は、特にアメリカで人気コンテンツになっています。例えばテレビ番組でも特集を組まれ、観客やテレビの前の方と同時に瞑想をするなど、大きな関心を持たれています。それは、科学的な側面を踏まえて瞑想の効果が徐々に明るみになってきているからです。精神を整えて、潜在意識と顕在意識の狭間にある意識のギャップを捉えることで、様々な恩恵を受けられることを教えてくれます。

すでに世界の大企業の社員・所謂ハイパフォーマーたちが会社全体で実践しており、効果は実証済みです。仕事や生活の問題を上手く紐解き解決に向かって進んで行くでしょう。

IT界の著名人も瞑想によって集中力を高めている

「注意散漫にならず集中する能力は、日々の瞑想と直結している」

これは、故スティーブ・ジョブズの言葉だそうですが、筋肉トレーニングと同じような感覚で、日々瞑想を行うことが集中力向上につながることを現しています。本書の中でいくつもの体験談・実践談が挙げられていますが、集中力やストレスの開放などに大きく効果があり、結果的に本業での成功が得られるようです。

また、それ以外にも様々な効果があり、生活を向上させるためにとても有効なツールであることを、事例や研究結果とともに説明され納得のいく構成になっています。

瞑想のいくつかのやり方

瞑想は1分5分10分20分の時間やライフスタイルに合わせた方法が幾つかあるそうです。瞑想なんてやったことがない、イメージしか分からない瞑想初心者でも気軽に導入できるように一つ一つ丁寧に説明されています。どんなタイミングでどんな姿勢で行い、瞑想中の思考の持っていき方、終了時の注意点など、今からでも瞑想を始めることができそうな内容です。

面白いことに、通勤時間が主ですが意外なところでの瞑想を勧めています。また、集団瞑想がトレンドになっており、WEBを使った集団瞑想のサポートがされているなど、興味深い情報も満載です。日々の生活に瞑想を気軽に導入して、人生をちょっとずつ良くしていく。そんな気持ちにしてくれる本でした。