宗教も科学も同じ精神で変化というものに対決しえないかぎり、昔日の力を回復しないだろう | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
ホワイトヘッドには科学と宗教の関係を論じた著作があって、そのなかで彼は次のように述べています。「宗教も科学も同じ精神で変化というものに対決しえないかぎり、昔日の力を回復しないだろう。宗教の諸原理は永続的なものであろうが、これらの原理の表し方は絶えず発展しなければならない「(邦訳『科学と近代世界』松籟社)
創価学会を語る より
そのセリフに感銘を受けた理由
時代を問わず、と各宗教は変化というものを嫌うものだと思います。たとえそれが合議の下での要請であっても、決定権を持つ個人、あるいは選ばれた集団は変化を嫌うものではないでしょうか。なぜなら日本において檀家制は必要不可欠で、権威があって当たり前という人々は、短くにそれを受け入れているものです。言うならばどちらにも変化というものが必要ないのです。
その点を考えると、このホワイトヘッドの言葉は重いと思います。「宗教の諸原理は永続的」ということを認めながらも、かれは「原理の表し方は絶えず発展しなければならない」と言っているのです。このことは生きた宗教があるべき姿は、原理とは違った次元での、信じる人々にとって必要な変化を否定してはいけないということに通じています。
このことは宗派はどうであれ、とりわけ民衆宗教にとって重要なことと思われます。信仰者は自立した信仰者であるべきだからです。
回答者:50代 男性
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