「しっかり生きて!」 | 本で出逢った感動の名言
この本は主人公の花が家族愛を通して大きく成長していく物語です。私がこの本を読んだのは中学生の頃でしたが、その頃は自分が一人で生きていけるかもしれないと思っていました。
しかしこの本を読んで子供達を育てていく母親の苦労や愛を感じ母の偉大さや大きさを感じました。このセリフはおおかみとして山で生きていくことを決心したこども、雨を見送る花が贈った言葉です。
まだ小学生の人間の子供であり、まだ守っていかなければいけないという人間の母側の気持ちともう立派な大人のおおかみでありもう自分にしてあげられることがないのかもしれないというおおかみの母側の2つの気持ちの葛藤の中、最後は雨の母親としてどちらの世界に行ったとしてもただ生きていてくれればいいという愛情のこもった言葉です。
回答者:10代 男性
本で出逢った名言・名セリフ
「しっかり生きて!」
おおかみこどもの雨と雪 より
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