【書評】これほどのゾンビ愛に溢れた本は、読んだことがありません。 | ゾンビ映画大事典
伊藤美和という人が、自分で見たゾンビ映画をひたすらレビューしていくという本です。この本は当然、ゾンビ映画が好きだからこそ購入したのですが、同時に「これほどまでにゾンビ映画を愛する人がいるのか」と驚いたことを覚えています。
何がためになるかというと、調べたいゾンビ映画、見たいなと思ったゾンビ映画を調べることが出来るところです。本当に日本未公開のチープな、学生の自主製作レベルまでも載っているので、読んでいて飽きることがありません。
また、ゾンビ映画の監督はもちろん、出演者に会いにアメリカまで行った時のコラムなども楽しめます。何にせよ、ゾンビ映画好きにとってはこれ以上の「暇を潰せる本」は他にありません。逆に言えば、ゾンビ映画に興味のない人には1銭の価値もない本でもあります。
落ち込んだ時、最低のゾンビ映画のレビューを読むと、なぜか元気が出ます。
回答者:50代 男性
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