【書評】本、読書行為、図書館に対するイメージが覆されます。 | 母と子の20分間読書

母と子の20分間読書
著者: 椋 鳩十
ISBN:4751500317 / 発売日:1987-05
出版社.: あすなろ書房

私がこの本を手に取ったのは、図書館業務に興味があり、それに役立つ知識を得られたらなと思ったからです。

この書籍は図書館業界では大変有名なものですが、何十年も前に出版されたものということもあり、図書館の歴史を学ぶつもりで手に取りました。しかし、この本はいまでこそ、多くの人に読んでもらいたい本だなと強く思いました。その理由として、図書館や、読書行為に対するイメージが大きく覆されたからです。

現在、指定者管理制度等、図書館の方向性は大きく揺らいでいます。娯楽の充実や、社会生活の変化のため、図書館や読書は新たな意味を見出さなければなりません。本がより多くの人に読まれるため、図書館の利用者を増やすためにどうしたら良いのか、その一つの指針を示してくれたのが、この書籍でした。

図書館や読書で、人のつながりをうみだす、という新たな発想を得ることが出来ました。

回答者:20代 女性

母と子の20分間読書
著者: 椋 鳩十
ISBN:4751500317 / 発売日:1987-05
出版社.: あすなろ書房

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