【書評】毒親に悩む人必読!参考になります | 母がしんどい
この本は、いま話題の「毒母」に育てられた著者のコミックエッセイです。毒母とは実際どのような人なのか?とても興味があり、この本を読もうと思いました。実際に読んでみて、この母親の頭の中はいったいどんな構造なんだろう?と理解不可能な人でした。
ものすごい気分屋で、自分の気分ひとつで著者のことを振り回し、ちょっとしたことでぶち切れて、まだ幼い著者へ間違いなく言葉の虐待と思われるほどのひどい言葉を投げつけ、次の瞬間には機嫌が直っている…という。そんな人に育てられた著者の心の闇は計り知れません。
子供は親を選べないので、本当に不幸としか言いようがありません。そのように育てられた著者は、やはり心に闇を抱え、極度に自己肯定感のない大人になってしまいました。ですが、力になってくれる友人や恋人に支えられ、この本を出筆するまで立ち直り、偉いなあと思いました。
回答者:40代 女性
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