あるのが当たり前と思っていたらその価値を見失う。 | 本で出逢った感動の名言

県庁おもてなし課
著者: 有川 浩
ISBN:4041007844 / 発売日:2013-04-05
出版社.: 角川書店

本で出逢った名言・名セリフ

あるのが当たり前と思っていたらその価値を見失う。

県庁おもてなし課 より

そのセリフに感銘を受けた理由

とてもシンプルな表現ですが、核心を衝いていて、ハッとさせられます。あるのが当たり前ということは、それが「日常」であり、「普通」であり、目新しさも珍しさもない「平凡」になり下がりやすいという危険を持っています。

「いつでもある」「いつでもできる」という状態は安定していていいことですが、その分、心が、意識が、感覚が慣れてしまい、「特別さ」を失ってしまいます。それは物でも環境でも人でも同じでしょう。自分は大切なものを本当に大切に扱えているのか、我を振り返させられました。特別なものを特別だと感じられる感覚、常に当たり前のようにそこにあるものに価値を感じられる感覚を大切にしていきたいです。

そして、そのような感覚の取り戻すために、自分の今いる環境から離れてみる機会、他のものに触れてみる機会をもっと積極的に作っていきたいと思いました。

回答者:20代 女性

県庁おもてなし課
著者: 有川 浩
ISBN:4041007844 / 発売日:2013-04-05
出版社.: 角川書店

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