[書評]仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。


多くの人が気になるのが、この本は自分にとってどのような意味で役に立つのか、という事です。小説などで有れば楽しめるかどうか、ビジネス本やノウハウ本であれば自分の生き方や仕事の仕方の面でどのような役に立つのか、といった点です。

この書評の中で書かれているのは、沢山のヒット商品を生み出したのはその多くが著者が独自の発想で生み出したメモであり、そのメモがどの様なプロセスを経てヒット商品を生み出したかについてですが、その発想がなかなか独創的で、一般の人にはあまり思いつかない方法であるという点です。但し、書評だけを見ていると、それぞれの独創性やその有効性はなかなか伝わってこない部分が有ります。

ビジネスマンで有ればメモは当然のように散っているもの、また自分だけのメモで有れば良いのですが上司や同僚の中にはそのメモを見て横から文句を言ってくる人間もいる環境が多い現代では、なかなか著者の様な独創的なメモを使用することは難しいと考える人も少なく有りません。

しかし、そのように考えている人は逆にこの本を読むことが大切です。

書評では現れないメモの上手な使い方が沢山紹介されているので、自分の仕事のなかで使える考え方が見つけられるものです。

要はこの本に記載されているメモの方法が有効、というのではなく、あくまでもその発想を自分の仕事に置き換えて、オリジナルのメモを作ることが出発点であると解釈することが大切です。


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