プロジェクトメンバーから注目を集めるための3つのポイント | [書評]アテンション 「注目」で人を動かす7つの新戦略


SEやプログラマにとって必要なのはプログラミングテクニックであったり、新しい技術の知識だったりするものです。

けれどもその長い人生において、キャリアプランを考える上では身につけておくべき大切なものがあります。それはビジネススキルであったり、その他様々な知識となります。

本書は世の中で受け入れられるものに、どのような共通点があるのかを語っています。ビジネスに関わる人は皆、何かしらの注目を集めることになります。

例えばプログラマであれば、SEになったりマネジメントに関わるようになるためには、その能力に注目される必要があります。同じような技術や能力を持つ人は大勢いるなかで、どのようにしてそれを認めてもらうのかは決して運ではないものです。

おそらくは多くの人が無意識に行っていることを、この本では体系づけて説明しています。その書評を見ると、ものごとの本質に触れることを得意とする著名人から高い評価を受けていることがわかります。

本書では分かりやすく、注目を集めるためのポイントを3つに絞り、さらにその着火点ともなる7つのトリガーを紹介しています。ビジネスを行う上でももちろん役に立ちますが、プログラマやSEといった技術者にとっても、普段の思考の役に立ちます。その仕事はいわば、どのような視点を持つのか、どんなアプローチをする癖を持つのかによって成果が左右されるものです。

思考に少しでも役立つ情報があれば、これまでには無い発想力を手に入れることも可能となるのです。


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