春が空から落ちてきた。 | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
春が空から落ちてきた。
重力ピエロ より
そのセリフに感銘を受けた理由
いつものようにウキウキしながら小説を読み始めた1番初めの文章がこれだったので、衝撃を受けました。一体「春が空から落ちてきた。」とはどういう状況なのか。その一文だけを見る限り、自分の勝手な想像では、「春」とは季節の春であり、何かの比喩なのかと思っていました。そして考えた状況は、桜の花びらが空から舞い落ちてきており、主人公がそれを見上げてそう呟いている…そんなシュチュエーションかと思いました。
けれども読んでるうちに、どうやら「春」とは人の名前であることが分かり、では人が空から落ちてくるというのはどういう状況なのか、自分では想像がつかないし見たこともない場面なので「一体どういうことなのか」と心がざわつき一気に伊坂幸太郎さんワールドに引き込まれました。
回答者:20代 女性
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