エンジニアの強味”観察力スキル”で、対立を乗り切れ | [書評]ITエンジニアとして生き残るための「対人力」の高め方 あなたに足りないのは「察する力」だった!


ITエンジニアは、何故コミュニケーション能力が不足と言われているのでしょうか?

本書では、想像する力と観察する力が足りていないと説明しており、それが本のタイトルでもある”察する力”です。

仕事をしていると色んな場面で理不尽な目に遭遇することがありますが、多くのITエンジニアは自分は悪くないのにと相手のことを悪く言ってしまいがちですが、想像力や観察力を使って、さまざまな交渉をすることで回避できると解いています。

言葉の説明だけではなかなか難しい問題ではありますが、そういった仕事で困る時に対応するための内容となっており、今後のスキルアップができる本です。

コミュニケーション能力が上がることで仕事の効率化が図れ、どのようにしたらうまくいのかを考えられるようになるので多くの方に読んで欲しい本と言えます。具体的にどうすれば良いかを書かれており、自分が率先して動くことで物事を回避したり、好転できたりします。

具体的な事例が数多く掲載されているので、抽象的な説明だけではありませんから読んでいて分かりやすさがあります。

察する力は色んな場面でも必要となる力となりますので、ITエンジニアの方だけではなくコミュニケーション能力を高めたいと考えている人や仕事で悩んでいる人にもおすすめできる本と言えるでしょう。


あわせて読みたい