今見えている世界はとても小さい

僕らはまだ、世界を1ミリも知らない より

私自身旅行が好き、世界が好きだと思っていましたがこの本に出逢い世界をまだまだ知らないのだと痛感したと同時に、まだ知らぬ地へ訪れてみたいと興味を抱かせてくれるきっかけになりました。アジアやヨーロッパ、アメリカは比較的日本人も多く訪れメディアでも頻繁に目にすることからさほど遠い存在ではないとおもいます。

しかし、この本の著者は世界を一周しアフリカや南米といった日本の方々があまり興味を示さない土地にも訪れ、エピソードを語ってくれています。そして自分がこれまでどれほどの偏見をもっていたかを知らせてくれました。私は彼らの国や彼らがどのように生活をしているのかさほど知らない。しかし彼らは日本の温厚を受け、日本のことをよく知ってくれている。

自分の知らぬ間にそのようなことが起きていると知りただただ驚きでした。この本はただの世界一周日記ではなく、もっと多くの視野を持つべきと訴えかけてくれている本のような気がします。

回答者：20代 女性