はいりさんの文章のおもしろさもありフィンランドの魅力が素晴らしく描かれています

わたしのマトカ より

この本は、女優の片桐はいりさんが荻上直子監督の映画「かもめ食堂」でフィンランドへ行った時のエッセイです。撮影時のお話、フィンランド人について、フィンランドの食べ物について、トラムという路面電車でおでかけしたり、ファーム・ステイをしたお話など、さまざまなフィンランドでのお話です。

この本を読んで感じたことは、フィンランドは不思議でおもしろそうな国。それまでのフィンランドの印象は、おしゃれなデザインの家具やサンタクロース、サウナのイメージしかありませんでした。しかしこの本を読んで、とても興味深い国になりました。本の冒頭にでてくる、飛行機の乗務員さんからもらったという黒い飴。とてもまずそうですがフィンランド人にはなじみの味なのだそうです。

自然豊かでおしゃれな部分と不思議な魅力が詰まった本で、フィンランドに興味深々になりました。

回答者：30代 女性