出版から何年経っても鮮やかな魅力! 生きたアジアの息遣いが、この本にはある! | 読むと旅に出かけたくなる本
出版から何年経っても鮮やかな魅力! 生きたアジアの息遣いが、この本にはある!
深夜特急 より
筆者が実際に体験した世界旅行の様子が、まるで実際に泥と埃と現地の味や臭いを体験したかのように感じられて、自分も南アジアや中東という、自分にとってはあまり縁のない場所に出かけてみたいと思わされるから。
もちろん、現在の中東はとっても危険だし、南アジアも当時ほど貧しくはないだろう。それに、女の独り旅き危険だ。そう分かっていても思わず旅に出たくなるほどの魅力に、たとえ出版から何年経っても、本書は満ち溢れている。
本書の中で行われている旅行が、あえて観光地に行かず、地元の人たちの息づかいが感じられるような下町ばかり行っているのも、本書の魅力かもしれない。普通の旅行ガイドブックではこうはいかない。現地の人たちと触れ合って、安い向こうでは当たり前の食べ物をパクついてみたくなる。
回答者:20代 女性
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