ラングドン教授といくイタリア・イスタンブールの旅（ただし命懸け）

インフェルノ より

2016年10月に映画も公開されるこの作品。「ダ・ヴィンチコード」のダン・ブラウン氏の著作です。内容は主人公ラングドン教授が記憶喪失になり、その原因と人類滅亡にかかわる謎を追うサスペンスミステリーです。事件の詳細は省きますが、作中ラングドン教授は宮殿や庭園などいろんな場所を走り回っています。

ラングドン教授は宗教象徴学の権威で美術品や歴史的建造物への造詣が深いため、その場所やその場所にある美術品について必ず詳しく説明してくれます（追われているにもかかわらず！）。まるで海外旅行でダンディーなラングドン教授に案内されながら美術のレクチャーを受けている、そんな気持ちになります。

私は一度も海外旅行に行ったことがありませんが、こんなに詳しく説明されながらその国の文化や歴史、美術に理解が深められたらきっと楽しいと思いました。作品はハラハラする内容ですが、海外旅行に行った気分にもさせてくれます。

回答者：40代 女性