リモートチームでうまくいく マネジメントの〝常識〟を変える新しいワークスタイル


リモートワークとは、オフィスに通勤しなくても働く事ができるスタイルのことで、自分の好きな場所で自由に働ける事が魅力となっています。自由業とは異なり、特定の企業に所属しているので、安定性が得られるわけです。

著者は、「納品のない受託開発」という新たなビジネスモデルを創案しており、フリーランスのアウトソーシングの欠点を克服するマネジメント手法を提案しています。

それが、互いに離れた場所にいる社員同士が、チームで成果を出す「リモートチーム」です。本書では、著者が経営する企業においてリモートワークを導入して、問題の解決を図りながら組織のパフォーマンスの向上に繋げています。

中には「リモート会議」や「リモート飲み会」などがあり、お決まりではないユニークな発想が生まれやすくなっています。リモートワークは、ある意味、オフィスワークよりも社員間のコミュニケーションを深める事にもつながり、それは横のつながりに留まらず、上司等の縦の関係の構築にも利するものがあるわけです。

この著書は全ての組織形態のチームマネジメントのヒントになるとあり、経営者と従業員の双方にとっての必読書だといいます。

読後の感想では、リモートのチーム活動では通常勤務よりも成果を上げられることが良く分かるとあり、その前提としての仕事のデジタル化の重要性を再認識されています。そして、アナログの有用性を取り入れる事の重要性も、リモートワークに取り入れられていると言えます。


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