君がため 惜しからざらむ 身なれども 咲くが誉や 五位の桜木 | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
君がため 惜しからざらむ 身なれども 咲くが誉や 五位の桜木
輪違屋糸里 より
そのセリフに感銘を受けた理由
この句を詠んだ糸里に、幕末に生きる女性の強さを感じたからです。傍若無人な扱いを受けたとて純情のままに思いを寄せた土方歳三との、いくつもの出来事(会瀬であり、暗殺計画に加担させられたり)を受け入れてきた上で、結論として愛する人と添い遂げることではなく、気高く花魁として生きていく糸里の心意気に胸を鷲掴みにされました。
この句だけではなく、この本にはいくつもの感動的な言葉がありますが、凛とした佇まいや芯の通った性格、花魁の矜持、あまりに強く美しい幕末女性のあまりに気高い句には涙さえ頬を伝います。
君がため~の部分から愛する人への想いが痛いほどに感じられ、それも相俟って心に残る台詞となったのだと思います。
回答者:20代 女性
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