「吉野彼方は俺より軽かったし、体も柔らかかった。それに、俺なんかより、ずっとまともな人間だった。それなのに俺は生還して、… | 本で出逢った感動の名言

プシュケの涙
著者: 柴村 仁
ISBN:4048683853 / 発売日:2010-02-25
出版社.: アスキーメディアワークス

本で出逢った名言・名セリフ

「吉野彼方は俺より軽かったし、体も柔らかかった。それに、俺なんかより、ずっとまともな人間だった。それなのに俺は生還して、吉野彼方は死んだ。生死を分けるものってなんだろうな?神さまはどこに目をつけてるんだろう」

プシュケの涙 より

そのセリフに感銘を受けた理由

大体のストーリーとしては、“変人”と呼ばれている綺麗な顔をした由良彼方と飛び降りる瞬間を見た槐戸川の二人が自殺した同級生の吉野彼方の自殺した理由について探っていくという物語です。

その中で、このセリフは終盤の方で言ったものです。このセリフから由良彼方が吉野彼方の死んだ意味が分からないという気持ちと生死を分けたのは一体なんなのかという疑問が一番ストレートに感じられたと思います。

この小説は二部構成になっており、前半は吉野彼方の自殺の真実を探る話、後半は吉野彼方と由良彼方の関係について書かれています。前半の真実を探るストーリーを見てから後半の由良彼方と吉野彼方の関係についての話を読むと前半で感じていた疑問が解決するような構成となっていてとても面白いです。

回答者:10代 女性

プシュケの涙
著者: 柴村 仁
ISBN:4048683853 / 発売日:2010-02-25
出版社.: アスキーメディアワークス

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