風立ちぬ、いざ生きめやも | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
風立ちぬ、いざ生きめやも
風立ちぬ より
そのセリフに感銘を受けた理由
このセリフは主人公が、小説の冒頭で呟くセリフであり、作品のタイトルにもなっているセリフです。このセリフには風が吹いた。さぁ生きようじゃないかという生へのメッセージが込められたセリフであり、この作品にとって重要なメッセージが込められていると感じます。また、日本語特有の美しい響きや、声に出して読み上げたくなるような頭に焼き付いて離れない印象深さが私が、この言葉を好きになった理由です。
とても前向きで、その後の主人公と主人公の妻の辿る人生や、ふたりの生死観や、時代背景を読み解きながら、この言葉を繰り返し思い出す度に、胸を締め付けるような優しい哀愁と、込められた妻への思いを読者にストレートに訴え掛けてくる所もとても好きな理由です。
回答者:20代 女性
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