裏切られてもいいんだ。裏切った相手が卑怯になるだけで、わたしのなにが傷つくわけでもない。裏切って卑怯者になるよりずっとい… | 本で出逢った感動の名言

月の影 影の海〈下〉 十二国記
著者: 小野 不由美
ISBN:4062550725 / 発売日:1992-07-20
出版社.: 講談社

本で出逢った名言・名セリフ

裏切られてもいいんだ。裏切った相手が卑怯になるだけで、わたしのなにが傷つくわけでもない。裏切って卑怯者になるよりずっといい

月の影 影の海(下) より

そのセリフに感銘を受けた理由

裏切る・裏切らないに限らず、相手からどう思われようと、何をされようと、自分が相手につけられた評価や価値に引きずられる必要なんてない、わたしはわたしなんだ、ということをストレートに文中で書かれています。

当たり前のことではあるけれど、言葉に表すことが難しい考え方だからこそ、この小説で出会ったときの衝撃が忘れられません。毎日の生活の中、いろんな場面で周りの人々に評価され、それを気にしなくても良い、と思っていても、自分に足りないところがあるのではないか、と自問自答してしまうことはあります。また、そんな悩みを抱えている友人をみることもあります。

そんなときに、この小説を読んだり紹介したりして、自分にとって何が大事なのかを考え直しています。

回答者:30代 女性

月の影 影の海〈下〉 十二国記
著者: 小野 不由美
ISBN:4062550725 / 発売日:1992-07-20
出版社.: 講談社

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