お互い言いたいことも溜まってると思うし、仲直りするためにきちんとケンカしようや | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
お互い言いたいことも溜まってると思うし、仲直りするためにきちんとケンカしようや
レインツリーの国 より
そのセリフに感銘を受けた理由
このセリフのあとに、作中のヒロインも言っていますが、私にとってケンカは気が重いもので、できればせずに過ごしたいことです。
けれど、この主人公は「仲直りするために」ケンカをしようと言っています。それは、ヒロインと真っすぐ向き合っていて、これからも良い関係でありたいという気持ちの表れだと思います。初めてこの本を読んだとき、ケンカをこんな風にポジティブに考えられるんだ、と感動したことを覚えています。
言いたいことを言える仲とは一生ものだと思います。けれど、そんな仲になるには、お互いを信頼し尚且つ真っすぐにぶつかる必要があるんだな、と思いました。
ケンカは気が重い。だけどそれを乗り越えた先には、これからの自分の人生にとってかけがえのないものを手に入れるために必要不可欠なプロセスなのだと、気づかされたセリフです。
回答者:20代 女性
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