覚悟という氷水でサッパリと顔を洗いましょう | 本で出逢った感動の名言
これは「覚悟」というタイトルの詩です。この詩集を手にしたときは、まだ高校生でした。それまでも銀色夏生さんが好きで、よく立ち読みしていましたが、その中で今でも1番覚えているのがこの1文です。当時、「覚悟」という言葉をもちろん知っていましたが、そういう思いをまだしたことがなかったですし、その言葉になんとなくのイメージしか持っていませんでした。
が、この文章は、それをとても明確にイメージさせてくれたのです。その後、仕事や恋愛など様々な場面で「覚悟」をきめる時があり、そのとき必ずこの言葉を思い出しました。
覚悟を決めるまではいろいろ思い悩みます「水が冷たそうで手が入れられない…」でも、顔を洗ってしまえば、想像以上の澄み切った心になれる、それを教えてくれました。今でも、悩んだとき、この言葉が背中を押してくれます。
回答者:40代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
覚悟という氷水でサッパリと顔を洗いましょう
詩集ロマンス より
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