「神は天にあり、世はすべてよし」 | 本で出逢った感動の名言


本で出逢った名言・名セリフ

「神は天にあり、世はすべてよし」

赤毛のアン より

そのセリフに感銘を受けた理由

私がとても好きな印象に残る言葉が書かれている本は「赤毛のアン」です。この本の最後の方に書かれている「神は天にあり、世はすべてよし」という言葉に私はとても魅力を感じていますし、この言葉が好きです。

アンは孤児院で育ち、グリン・ゲイブルズで暮らすマシュウとマリラと共に暮らすことになります。マシュウとマリラは「本当は働き手として男の子がほしかった」けれど、マシュウがアンを気に入り家に迎えることになことから始まる物語です。グリン・ゲイブルズで暮らす中で自然や登場人物の描写が生き生きと描かれ、私の想像力まで勝手に膨らんでしまうような感覚になります。アンは学校でも家の中でも様々な出来事を経験し、成長していきます。

アンは教師になる道を選び過去のことを振り返って、この言葉をささやきます。生きていく中では良いことばかりではないけれど、「神様は天にいて、いつも私のことを見守ってくれている、だから、どんなことが起きても心配をし過ぎることはないんだよ」と教えてくれたこの言葉に大きな励ましをもらえるのです。

回答者:40代 女性


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