死者とともに生きる | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
死者とともに生きる
ふたつの憲法を生きる 教育学者が次世代と語る戦後 より
そのセリフに感銘を受けた理由
人間存在は関係性であり、生きることを感じることができるのは他者を感じるからなのだ、という大切なことに気づかされました。
自分がなにかを使うとき、その道具は他者が作ったものであるから、ものを使うことでも他者と生きることを感じることができたり、本を読むとき、その考えが自分の中に入ることで、その著者である他者が自分の中に生き、自分がその著者の中に生きると言うことを感じることが「生きる」ということなのだと思いました。
ことことは、自分の経験からもなんとなく感じていたことなのですが、それが言語化されたことでスッと自分の中に入り無意識だったことが意識化されます。食べたり、読んだり、話したり、すべての行動が他者とのかかわりだとわかりました。
回答者:20代 女性
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