本で出逢った名言・名セリフ

お前はまだ若いんだ。今のうちにいくらでも失敗したらいい。

ちょっと今から仕事やめてくる より

そのセリフに感銘を受けた理由

本当の本当に仕事が辞めたかった時期、この本を買いました。出勤は7時過ぎ、退社も7時過ぎ、そして仕事内容はかなりの肉体労働、帰っても持ち帰りの仕事がある、休日も仕事三昧の日々を送っていました。そんなとき、題名に引かれ思わず手に取った本。普段は小説などは読まない私がすらすらと読めた内容でした。

それは、本の内容にものすごく共感できることが多かったからだと思います。本の終盤に主人公が地元の両親に電話を掛ける場面があります。両親の言葉ひとつひとつが辛い私に語りかけてくれているような気がして、思わず泣いてしまいました。「お前はまだ若いんだ。今のうちにいくらでも失敗したらいい。」は主人公のお父さんが言った言葉です。この主人公のお父さんも寡黙で厳粛な雰囲気の方です。

私の父もどちらかというとそういうタイプの父で、私が辛いって電話したら同じ言葉を掛けるんだろうなと思いました。この本に支えられ、私は職場を3月いっぱいで退職しました。今では前の職場での経験を活かし、日々奮闘中です。

回答者：20代 女性