【聲の形】人との繋がりが、自分を強くも優しくもしてくれることに気づかせてくれる作品 | おすすめ漫画感想

聲の形(1)
著者: 大今 良時
ISBN:4063949737 / 発売日:2013-11-15
出版社.: 講談社

読んでいると心が温かくなります。初めはいじめの場面もあって読んでいて辛いところもありましたが、まさかここまで劇的に人間関係が変わるものなのか?!と驚きが隠せませんでした。でもそれは主人公の後悔から始まって、勇気をもって行動したことが、周りの人たちも巻き込んで変わっていったんだと思います。迷いながらも、どうしたら相手のためになるのかと、誰かのために行動するその誠実な姿には、とても感動しました。

また、登場するキャラクターたちもみんな個性的で魅力的なのも面白さの一つです。いじめっ子からいじめられっ子になった主人公将也と、耳が聞こえないことでいじめられた硝子を中心に、それぞれが抱えているものが絡み合って、危機も乗り越えながら完成していく彼らの関係が本当の友情なんだなと思います。

回答者:30代 女性

聲の形(1)
著者: 大今 良時
ISBN:4063949737 / 発売日:2013-11-15
出版社.: 講談社

あわせて読みたい