【恋は雨上がりのように】爽やかな歳の差恋愛、思春期の迷いなど、盛りだくさんだけど洗練された作品 | おすすめ漫画感想

恋は雨上がりのように(1)
著者: 眉月じゅん
ISBN:B00UV9VIVU / 発売日:2015-01-14
出版社.: 小学館

この本は、主人公の橘あきら(17)がファミレスの冴えないおじさん店長に恋心を抱き、関わっていくお話です。青春を存分に感じつつ、どうにもならないようなもどかしさを味わうことができます。タイトルにある通り、「雨上がり」のような爽やかさ、「雨上がり」のようなしっとり感が、この作品の良さの一つだと思っています。

また、青春真っただ中の主人公につられて、人生の折り返し地点を迎えた店長がもう一度青春を味わうような描写がなんともいえない感情を抱かせます。人は歳を取るにつれて若かりし頃のわくわく、どきどきといった弾力のある感情を忘れていくことも多いのではないかと思っています。

もう何年も生きて、頑張って働いてきた方々は、この本を読むことによって若いころの感情や記憶を思い出すかもしれません。

回答者:20代 女性

恋は雨上がりのように(1)
著者: 眉月じゅん
ISBN:B00UV9VIVU / 発売日:2015-01-14
出版社.: 小学館

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