初めて漫画で号泣した作品です。人付き合いが苦手で妖怪が見える少年・夏目が妖怪との交流だけではなく、不器用ながらも人ともつながっていき大切な人が増えていく、とても優しい漫画です。最初はお互いを思うが故にうまく距離感がはかれなくて悩んでいたけれど最新刊では、その距離を少しずつ縮めていっています。

他の漫画やアニメなどでは、妖怪は「怖い、恐ろしい」と描かれることが多いのに、この漫画は優しい妖怪がたくさん出てきます。心が疲れ切っているときに初めて読んで、本から伝わる物語の優しさに救われました。普段は猫(?)の姿をしている妖怪・ニャンコ先生が可愛くて悶えます。

大酒飲みでイカ焼きが大好きなニャンコ先生は、その体格からブタ猫、たぬきなどと評され、おっさんくさいと他の妖怪からも絶賛されています。可愛いです。

回答者：40代 女性