【きりひと讃歌】これほどまでに重たいテーマを漫画で表現するとは、まさに”神” | おすすめ漫画感想

きりひと讃歌
著者: 手塚 治虫
ISBN:4091920012 / 発売日:1994-11
出版社.: 小学館

手塚治虫は本当に色々なネタを思いつくなぁと感心させられるのですが、中でもこちらの本は相当ブラックな部分が見え隠れしています。手塚治虫氏の母校がモデルだそうですが、恐らく実体験をもとに書かれているのではないでしょうか。簡単に内容を説明すると医学界の闇と差別や偏見と戦う社会派ストーリーです。

ここだけ言うと硬い物語と思われがちですが、現実では有り得ないファンタジー的な要素も含んでいます。やはり漫画の神様と呼ばれることだけはありますね。最近また読み直したのですが、大人になった今になって、その深い内容と独特の世界観に改めて引き込まれ、考えさせられました。

ネタバレになりますので結末は控えさせてもらいますが、幸せな未来が待っていると願いたいですね。

回答者:30代 男性

きりひと讃歌
著者: 手塚 治虫
ISBN:4091920012 / 発売日:1994-11
出版社.: 小学館

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