「俺の名前はいっぱいあってな・・・。」 | 本で出逢った感動の名言

ルドルフとイッパイアッテナ
著者: 斉藤 洋
ISBN:4061335057 / 発売日:1987-05-20
出版社.: 講談社

物語の主人公はルドルフという名前の黒い子猫の飼い猫です。ある日散歩中、魚屋の魚をくすねたところ店主に追われ、駆け込んだトラックに入ったところ、トラックが発進してしまい見知らぬ土地へと移されてしまいます。途方に暮れているところに大型の野良猫がやってきます。ルドルフは「おじさんは誰?」と尋ね、野良猫は「俺の名前はいっぱいあってな・・・。」と返しました。

野良猫がよく訪れる商店街の人々によって野良猫の呼び名が変わるため「いっぱいあってな。」と答えたのですが、それに対しルドルフは「イッパイアッテナ?へんな名前だね。」と間違って解釈してしまうのでした。以降野良猫はイッパイアッテナと主に表記されます。

それから物語は進んで、続編の「ルドルフともだちひとりだち」という本があり、その物語のクライマックスで、再び「俺の名前はいっぱいあってな・・・。」というセリフが出てくるのですが、序盤からの回帰に自分はとても感動しました。

回答者:20代 男性

本で出逢った名言・名セリフ

「俺の名前はいっぱいあってな・・・。」

ルドルフとイッパイアッテナ より

ルドルフとイッパイアッテナ
著者: 斉藤 洋
ISBN:4061335057 / 発売日:1987-05-20
出版社.: 講談社

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