痛いのを我慢する必要もないし、痛くなくなったことに後ろめたさを感じる必要もないの、ティモシー。スープの味を含ませるのと一… | 本で出逢った感動の名言
戦場のコックたちという本はヨーロッパの戦線にコック(特技兵)として赴任したアメリカ人の主人公を中心にミステリーが展開していく小説です。主人公は雑貨屋で総菜を作る祖母のレシピブックを読んで育ちました。
その知識を生かして軍の中でコックとして働きます。その中で主人公は戦場の様子や仲間たちの死に傷つき、悩みます。そしてアメリカは勝利し、戦争が終わって主人公は帰ってきますが、戦場に行く前と変わらない故郷の様子に空しさを感じます。彼は待っていた家族に歓迎され、おいしい食事を食べます。しかしながら餓えと隣り合わせだった胃には食事は食べきれなく、後ろから声を掛けられたらライフルをとっさに探してしまいます。
平和な家族から切り離された気がする主人公は死んでしまった、心を病んでしまった仲間を思い出します。そのときに祖母が掛けてくれた言葉です。おばあちゃんらしい優しさが溢れた言葉で読んでいた自分もホッとしました。
回答者:40代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
痛いのを我慢する必要もないし、痛くなくなったことに後ろめたさを感じる必要もないの、ティモシー。スープの味を含ませるのと一緒。少しずつ、焦らないこと。
戦場のコックたち より
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