戦争がわれわれに感傷的な成長の仕方を教えた。それは20代で人生を断ち切って考えることだった。それから先は一切考えないこと… | 本で出逢った感動の名言

仮面の告白
著者: 三島 由紀夫
ISBN:4101050015 / 発売日:2003-06
出版社.: 新潮社

今は自分がこれから先の人生をどのように明るくしていけるのかと凄く不安視してるのと、希望を持っているのにたいして、主人公が戦争による死が目の前にあって、諦めを感じています。今の自分は同じ20代です。私は人生を諦めるなんて事を全く考えていないっていうのに、時代が変われば同じ年代でも全く考え方が違うというのに改めて気づかされました。

凄く退廃的で、じだいというものに流されざる得ない若者の悲しい台詞だと思いました。自分の祖父と三島由紀夫が同じ世代と言うことで、祖父も戦争に行って同じような事を考えていたのか…?とも思います。この台詞を読んで、亡くなった祖父から、もっともっと戦争の話を聞けばよかったな…と改めて思います。

回答者:20代 女性

本で出逢った名言・名セリフ

戦争がわれわれに感傷的な成長の仕方を教えた。それは20代で人生を断ち切って考えることだった。それから先は一切考えないことだった

仮面の告白 より

仮面の告白
著者: 三島 由紀夫
ISBN:4101050015 / 発売日:2003-06
出版社.: 新潮社

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