「人は皆、何かを守る為に争いを始める。大抵はそうだ。だがやがて、理由や目的を見失うと人は憎しみや恨みを晴らす為だけに戦う… | 本で出逢った感動の名言
当時、学生だった私はこの小説のこの言葉に強い感銘を受け、衝撃を受けたのを覚えています。主人公のその台詞が忘れられず、今でも繰り返し思い出します。私の人生において強い影響を与えた台詞です。
人はそれが物理的な争いではないとしても多かれ少なかれ戦いをします。仕事で生き残る為だったり、集団生活で自分が自分として生きる為だったりと理由は様々ですが。
辛いことや、苦しいことが起こる度に私はこの言葉を思い出します。
私が頑張る理由、私がここで戦う理由を見失わないように私が肝に銘じるように繰り返します。
勿論、人殺しはしませんがそれでも嫌いだな、合わないな、どうしてこんな人っているんだろう?と、人間関係にぶつかる度に思い出します。
昔からたくさんの小説を読んできましたが、この作品のこの台詞が私にとって一番好きで、感動しました。
打ち切られてしまい、残念ながら作品は完結していませんがそれでも私にとってこの巻の話は永遠で特別です。
回答者:20代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
「人は皆、何かを守る為に争いを始める。大抵はそうだ。だがやがて、理由や目的を見失うと人は憎しみや恨みを晴らす為だけに戦うようになる」「最初に戦い始めた理由。その理由を見失わない限り、その理由が人を救う。例えそれが人殺しであったとしてもだ」「あんたにもあった筈だ。思い出せる筈だ。最初に戦いを始めた理由が」
タザリア王国物語 より
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