精進とは、一生懸命働くこと、目前の仕事に脇目もふらず打ち込むことです。私は、それが私たちの心を高め、人格を練磨するために… | 本で出逢った感動の名言

生き方―人間として一番大切なこと
著者: 稲盛 和夫
ISBN:4763195433 / 発売日:2004-07
出版社.: サンマーク出版

名経営者である稲盛和夫さんの著書『生き方』には、自分の心に留め、行動に生かしていきたいフレーズが多々ありますが、私は、この言葉にもっとも共感を覚えました。

稲盛さんが生きていた社会と、40代の自身が生きる社会、また、10代20代の生きる社会は異なります。言葉通りにこのフレーズを受け取れば、「一つの物事に集中し続ける」という解釈ができますが、現代風の解釈も可能であると感じました。ベテラン世代と若者世代では、技術の進歩に伴い、「仕事」の進め方が異なってきていると感じています。

そのような状況下にあっても、常に目の前の仕事に集中することで、仕事の積み重ねが成果に結びつくものだと考えるためです。最近は、スマートフォンの普及や、インターネットのさらなるもあり、マルチタスクが求められることもありますが、それでも、一つ一つのタスクや対応には、対象に集中して取り組むことが、もっとも確実で、効率的な方法であると考えます。

そのため、「目の前の仕事に脇目も振らず打ち込むこと」「目の前の相手(対象)に集中すること」は大切なことだと、改めて実感することができました。

回答者:40代 女性

本で出逢った名言・名セリフ

精進とは、一生懸命働くこと、目前の仕事に脇目もふらず打ち込むことです。私は、それが私たちの心を高め、人格を練磨するためにもっとも大事で、一番有効な方法であると考えています。

生き方 より

生き方―人間として一番大切なこと
著者: 稲盛 和夫
ISBN:4763195433 / 発売日:2004-07
出版社.: サンマーク出版

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