誰からも愛され、信頼されていた大婆ちゃんが亡くなったときに遺書の中に書いてあった一文です。

大婆ちゃんが、身よりもなく貧しい状態にあった男の子を引き取ったときにいった言葉が大婆ちゃんのやさしさと愛情をとてもよくあらわしているなと思いました。この文章を読んだときに、自分も同じように一人でおなかの空いている状態にいる人を何度も見かけてきたことを思い出しました。

また自分も同様に、一人でおなかの空いている状態かもしれません。人はいつも一人では生きてゆけない、だから手を取り合って生きていかなければならないんだ、という大婆ちゃんの生き方をこの一文を読むときに考えさせられます。

次はもしかしたら、わたしが誰かにとっての大婆ちゃんになれるかもしれません。だから、できる限り周りの人に良い模範を示していける人間になりたいなと思い、このセリフを選びました。

回答者：20代 男性

本で出逢った名言・名セリフ

一番いけないのはおなかが空いてることと、一人でいることなんだから

サマーウォーズ より