誰にも知られたくなかったし、相談できなかったのも事実で、だけど本当はずっと、だれにも理解されない可哀想な自分でいたかった… | 本で出逢った感動の名言
自分の思っていることを代弁されたと思ったのです。わたしはこの主人公まで苦しい状況にはいません。しかし、抱えているものは確かにあるのです。それは、まだ大人になり切れていない自分には重すぎるのです。
でも、この主人公のようにだれにも相談できないし、知られたくもないのです。それでも、どこか自分を低い位置に置いておかなければ可哀想だと貶めていなければどうしようもない時もあります。そんな心の中を代弁してくれているようで、うれしかったのです。
こんな感情を持つ人が物語の中で、もがき、苦しみ、そして、再生していくのがとても嬉しいとより感じられたのです。
自分の嫌な感情を、嫌いだった部分を、それは正しいわけだはないが、それでも少し肯定してもらっているようでこの言葉が好きなのです。
回答者:10代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
誰にも知られたくなかったし、相談できなかったのも事実で、だけど本当はずっと、だれにも理解されない可哀想な自分でいたかったんだと思う
波打ち際の蛍 より
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