ニシノマジョ カラ ヒガシノマジョ へ オバアチャン ノ タマシイ、ダッシュツ、ダイセイコウ | 本で出逢った感動の名言
このセリフは、物語の中で”死”を悪い意味では捉えておらず、むしろ良い意味で表していることが感じられる言葉です。そして、この言葉が書かれていた場所も感動する理由です。
この言葉が書かれていたのは、まいがよく水をあげていたヒメワスレナグサの近くの汚れたガラスに書いてあったのです。まいがおばあちゃんと暮らしていたころ、魔女修行の話の中で、魂の話をしていました。
おばあちゃんは自分が亡くなったとき、まいに知らせてあげることを約束していました。まいが怖がらないように、「魂が離れましたよって、証拠を見せるだけにしましょう」と、言っていました。その些細なやり取りでの約束を、おばあちゃんは覚えてくれていたのです。
まいは新しい学校で友達もでき、普通の学校生活を送り、次第に”あの場所”さえも忘れていきました。しかし、おばあちゃんは僅か数か月のまいとの暮らしの中の、ほんの一日の中での些細な会話での約束を覚えていたのです。
どれだけおばあちゃんはまいのことを大事に、そして考えていたのかがわかります。私も母方の祖母に優しくされてきたので、亡くなった時はとても悲しかったです。もう少し祖母の家へいけばよかったなどとも思いました。
立場を変えて考えてみるとよくわかります。まいはおばあちゃんのおかげで様々なことを学んだと思います。それを後世に繋げていってほしいと思います。
回答者:20代 男性
本で出逢った名言・名セリフ
ニシノマジョ カラ ヒガシノマジョ へ オバアチャン ノ タマシイ、ダッシュツ、ダイセイコウ
西の魔女が死んだ より
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