脳科学者で有名な、中野信子さんの本です。自分は何をやってもダメだ、周囲の人と感覚がずれていてうまくいかない、自信がない…そんな時に出会った本でした。

脳科学と聞くと少し難しそうな印象ですが、中野さんの文章は読書が苦手なわたしでもスッと入って読みやすく、誰も敵にしない内容でとてもここちがよかったです。人を見る目が変わります。敵意や苦手意識をもつ人もすこし距離を置いてみることができたり、自分の能力や特性をマイナスに捉えることよりもプラスにかえようと思えるようになりました。

一番印象的だったのは、自分が勝てるゲームをするということでした。そのためには、自分をもっと知ることが大事だということも大変勉強になりました。この本に出会ってから、中野さんのファンになりました。脳科学の本は数冊読みましたが、わたしは中野さんに一生ついていきます。

回答者：20代 女性