【書評】自閉症の人の気持ちがよくわかる | 自閉症の僕が跳びはねる理由

自閉症の僕が跳びはねる理由
著者: 東田 直樹
ISBN:4044001502 / 発売日:2016-06-18
出版社.: KADOKAWA/角川学芸出版

特別支援のいる子どもをサポートする仕事をしています。

仕事がら、自閉症の子どもに接する機会も多く、彼らの気持ちが少しでも理解出来ればいいとこの本は読みました。自閉症に関する書籍はたくさんあります。どのような支援が必要であるか、障害を分類していけばどのようなものがあるかなどです。

具体的な視覚支援がわかり易いこと、1日のながれを表にして伝えること、突然の予定変更は苦手なことなどが書かれています。自閉症の子ども達が少しでも楽に過ごせるようにとそれらの本を参考にしてきました。

これらの本は、医者であったり、自閉症に関わる支援者であったりの目線から書かれたものです。が、この『自閉症の僕が跳びはねる理由』は全く違いました。自閉症の子ども自らが、自分の思いを言葉にして伝えているのです。これほど、確かに自閉症の人の気持ちを理解する書籍はありません。

今までとは違った目線で自閉症を理解するきっかけになり、参考になりました。 

回答者:50代 女性

自閉症の僕が跳びはねる理由
著者: 東田 直樹
ISBN:4044001502 / 発売日:2016-06-18
出版社.: KADOKAWA/角川学芸出版

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