【書評】藤堂高虎の生き方を通して、今の戦国時代を生きるヒントを得る | 藤堂高虎
藤堂高虎の人生を世渡りが上手で主君を7度変える側面と、主君の役に立つために一生懸命、忠誠を誓い策謀する両極端な面から描いています。今の世の中は、当時と同じ戦国時代なので藤堂高虎の世渡りの仕方は参考になります。
主人公は、飽きて主君を変えたのではなく、滅亡などのやむにやまれぬ理由で主君を7度変えています。この本を読んで思ったことは、今自分の勤務している会社で一生懸命働いて忠誠を誓うこと、上司と対立せずうまくやることをしていれば、将来困ったときに助け船が来る可能性がたかいと言うことです。
現状に満足できず、今の自分の不遇を人のせいにして嘆く人は多いです。藤堂高虎の生き方は、自分の不遇を嘆くよりまず行動することの大切さを教えてくれます。行動を早く起こしたからこそ、一人の主君に仕えた期間が短かったにも関わらず結果が残せたのだと思います。
回答者:30代 男性
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