私が、この『となりの脅迫者』というタイトルの本を手にとった時、少し「大袈裟ではないのか？」と感じておりました。しかし、読み進めるに従って、このタイトルに納得していきました。

他人を（歪んだ方法で）説得するとしても、いい大人なら「直接脅しをかけてくる」、という方法に出ることはあまりありません（もちろん、その「直接脅しをかけてくる」場合の対処法についても触れてはおりますが・・）。しかし、何故か（直接脅すわけではないにしても）その人の要求どおりになってしまう・・ということはよくあることですね。

人それぞれ、特有の「脅しのやり方」があるようです。恐怖心や義務感、罪悪感・・そういった感情を揺さぶって、相手を説得しようとする・・そういう人達も実際多いわけです。それをタイプ別に見ていき、更にそういった人々にどうやって対処していけばいいのか・・この本はそれについても具体的に書かれております。実例を次々と挙げていくので、とても参考になりました。

回答者：30代 男性