【書評】障害があることと、ないことの差について | レインツリーの国
私はこの作品を読んで、障害を持っている方との付き合い方についての新しい視点を見つけることが出来たような気がします。
私たちは学校教育などで障害を持っている方に対しての配慮などについて学習します。それはやはり大切なことであると思いますし、それがなければ差別のようなことも起こってしまうのでしょう。人というのは自分たちと違うものを受け入れるのが苦手な生き物です。私にもやはり身に覚えがある分、単純に非難することはできません。
しかし、それではやはりだめなのでしょう。違うものとして受け入れるというのではなく、同じ人間であるのだとして受け入れる姿勢こそが必要なのだと、この物語を読んで考えさせられました。障害を持っている方として区別して付き合うのではなく、あくまで不自由のないように配慮しながらも、同じ人間として接する姿勢が大事なのでしょう。
回答者:20代 男性
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