【書評】母性について考えさせられる本 | 母性
初めての妊娠・出産を経験しました。今はじめて母になり第一子を子育て中です。子育てをしているとふと思うことがあるのです。それは「母性」とは何かということです。
もちろんわが子は本当にかわいくて愛くるしいとは思うのですが、出産をしたからといってその瞬間に自分は「母」かと問うと疑問に感じるのです。ましてや自分に「母性」があるなんて自信をもっていえないと思うのです。この本は、ネットで検索していて見つけました。母性について興味をもっていたので読んでみたところ、考えさせられる場面が多くありました。
それは、同じ事象を母目線と娘目線で書かれていて、あまりにも両者でとらえ方が違うということです。母のおもうことと娘の思うことが違うのです。母は出産を機に突然母になるというより、母も一人の人間であり、母もまた娘であるということが印象的でした。
回答者:30代 女性
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