【書評】人生の壁にぶち当たった時に、必ず希望という光を当ててくれる本です。 | 希望をはこぶ人
失業し、体調も崩して、毎日絶望的な気持ちで過ごしていた時に、この本を手にしました。タイトルの通り、読んだ後は、希望が体からあふれ出てくる感じがしました。
世の中には自己啓発本がたくさんありますが、この本には、細かいことはもちろんですが、大きな範囲で生き方に関するヒントが書かれています。恐怖や不安、老いや離婚の危機など、誰しも人生の壁にぶち当たると思います。そんな時に物事の見方を変えることが大事だと作者は言っています。
個人的には、ジョーンズという老人が、登場してくる人のところにふと現れ、会話をしながら話が進んでいくという展開が気に入っています。自己啓発本は、どちらかというと学校の授業を受けるという感じがしますが、この本はストーリー仕立てになっているので、登場人物と自分を重ね合わせて読み進めることで、作者の言いたいことがリアルに響いてきます。今でも、なんだか最近上手くいかないなと感じた時には読み返している大切な本です。
回答者:40代 男性
あわせて読みたい