【書評】隠れて官能小説を書いている人に勇気をくれる | 女流官能小説の書き方
私は趣味で官能小説を書いています。昔はプロになりたいと思ったこともありますが、才能のなさを自覚し、今は趣味で書いています。だれに迷惑をかけているわけでもありません。
以前は、官能小説を書くことに、罪悪感を抱いていました。
しかし、上記の本を読んで、救われました。「恥ずかしいと思うことをぜひ書いてほしい」と、著者の藍川京氏は述べています。それを読んで、「ああ、自分は官能小説を書いてもかまわないんだ」と、私は思いました。
官能小説を書くというのは、風俗で働くようなものかもしれません。それは人さまに大っぴらには話せないような、恥ずかしいことです。でも、それは悪いことというわけではありません。たとえば人をだましてお金をまきあげたり、人を殺したりするような、つまり犯罪というわけではないのです。
そこに気がついたとき、ずいぶんと楽になったのです。官能小説を書く勇気をくれた著者に、とても感謝しています。
回答者:60代 男性
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